映画としては尺が短く、物足りない感じだったのが残念
1時間物の連続ドラマだともっと深いストーリーにできたんじゃないかと思う
今作の主人公は1の主人公と違い
過去にトリップできる能力についてある程度使用した経験があり
更にその能力を理解し、協力・助言を行う者います
また、3の主人公は意識を集中することで
指定した時間の指定した場所(自分が訪れたことのある場所のみ?)にトリップできるようです
日記もいらないし、その当時その場所に居なかったとしても関係なしです
ストーリー自体は1と若干似ており、ある出来事から始まった不幸を収束させるため
何度も過去に戻り、不幸の元凶を突き止めよう
でも過去に戻るたびにどんどん不幸が深くなるという流れ
ストーリー内にちりばめられた伏線が見事で、1度結末を見た後、再度見返すと
このセリフはそういう意味だったのか…というのが分かります
但し、注意深く見ているとある人物がおかしなことを言っている事に気付いてしまいます
物語中盤、主人公が過去に飛び、殺人鬼の正体を暴こうとして失敗した後のこと
「過去に戻るたびに死者が増えている」
というセリフを言っている人物がいます
主人公が過去に戻れることは知っていても、その先の記憶はすべて新しい未来に書換えられるため
過去に戻った回数を知る方法はないはずなんですが…
最後の最後でこれも伏線と分かるのですが
これを気にしてしまうとストーリーが無茶苦茶になってしまった感じになってしまいます