RAID0+1とRAID1+0の違い

会社でもRAID0+1とRAID1+0は同じだと勘違いしている人がいたので

全然信頼性が違うことを説明してみる

 

RAID0+1は2台以上のHDDから成るストライプグループをミラーリングしたRAID

RAID1+0は2台のHDDから成るミラーリンググループをストライピングしたRAID

 

どちらもRAIDに必要な最低HDD台数は4台と同一ですが

 

RAID0+1の場合、HDD1台に障害が発生した時点でそのHDDを含むストライプグループは破損

この状態でもう一方のHDDのいづれかに障害が発生すると全システムが停止します

 

RAID1+0の場合、HDD1台に障害が発生しても、そのHDDを含むミラーリンググループは運用可能

この状態で他のミラーリンググループのHDDが破損しても問題なし

唯一、破損したHDDを含むミラーリンググループのもう1台も障害が発生した場合のみ、全システムが停止します

 

信頼性の観点から圧倒的にRAID1+0が高いことになります

RAID0+1とRAID1+0の両方に対応したRAIDコントローラがあるのならば迷わずRAID1+0を選んだほうがいいです

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です